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筋肉の緊張は脳のメモリーを消費する

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筋肉の緊張は脳のメモリーを消費する

いきなりメモリーという言葉を使ってしまいましたが、容量ということです。

筋肉の緊張は脳の情報処理量を圧迫するのです。

どういうことかというと、筋肉が緊張すると、「今、ここの筋肉が緊張していますよ」という信号を脳に送ります。
脳は身体のあちこちからその信号を受け取って、それを総合的に判断して、今の身体の状態を認識するのです。


たとえば、バランスを崩して倒れそうになった時、筋肉がそれを支えるように緊張します。
その筋肉の状態を瞬時に判断して、倒れないようにするにはどう身体を動かせばいいか、その判断のための情報を組み立てるのは脳の働きです。

運動神経の悪い人は、不必要に筋肉が緊張していることが多いのです。
それによって常に脳に緊張の信号が行っています。
不必要な信号によって脳の処理能力が圧迫されているだけでなく、不必要に緊張しているので、なにが的確な運動かを判断する時に、無駄な情報が多くなり過ぎるのです。



身体を緩めて立ってみましょう。

どんどん、どんどん緩めて、力みをなくしていくと、今までどれだけ立つために不必要な筋肉を使っていたかわかります。

理想は、重力線に沿った筋肉だけを使うことです。
立っている場合は、身体を立てに線が貫く様なイメージです。
力みをなくしていくと、だんだん身体の奥の方の筋肉だけで立てるようになります。


そのような状態から、ふとバランスを崩したとします。
右側に倒れそうになったとします。

でも、力みがないのでさっと倒れないように動けます。
もし力んでいたら、倒れてしまうかもしれません。
なぜなら、力んでいる筋肉は、いったん緩めてからでないと、動けないからです。

それだけでも脳のメモリー消費量が増えます。

まとめ

  • 筋肉が緊張しているだけで、常に脳に信号が送られている。
  • 脳が的確に今の身体の状態を認識するためには、無駄な情報があってはならない。
  • そのためには、筋肉は緩んでいなければならない。
  • 力んでいる筋肉はいったん緩めてからでないと動けないため、処理することが日一つ増えてしまう。

今回は、すこし難しかったかもしれません。
脳の話なのでどうしても抽象的な表現になってしまった様です。

さて、筋肉の緊張は感情にも多いに関係があります。
キーワードは、内蔵と感情と筋肉です。

では、次回は筋肉と感情のことについてお話していきます。

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